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防災週間

 阪神淡路大震災から今年で28年が経ちました。来住小学校では1月11日~19日までの期間を防災週間とし、阪神淡路大震災の資料をもとに「いのち」について考えたり、地震への備え、発生時の行動や人と人の支えあいについて考え、人間としての在り方・生き方、生命の尊重する心を育成することもねらいとして実施してきました。

 

〇毎朝、歌「しあわせ運べるように」を聴く、合唱する。

 「震災で傷ついた神戸は必ず元に戻る。そんな状況でも明日への希望を胸にいきていこう」と神戸の元小学校音楽講師の臼井真さんが強い思いを込めて作曲された歌を毎朝、低学年は意味を考えながら聴き、高学年は心を込めて歌いました。

 

〇1月16日 小中一貫防災講演会

 小野南中学校で臼井真先生の講演会が実施され、小中一貫教育の取組として5、6年生がリモートで参加しました。実際に震災を経験された先生の体験談を通じて「生きることの大切さ」「周りの人を大切にする気持ち」そして『しあわせ運べるように』に込められた強い思いと歌い継ぐことで「その思いを伝えることの大切さ」を教えていただきました。

   

 

〇1月17日 追悼集会

 追悼集会では、阪神淡路大震災について詳しく話を聴いたり、東日本大震災の実際の映像を通じて震災の怖さや避難時の心構えなどを知りました。震災当時の被害を受けた方々の思いしっかりと理解した上で黙祷を捧げました。

   

 

〇1月17日 避難訓練

 地震を想定した避難訓練を実施しました。今回は1度地震がおさまって、運動場へ避難中に余震が発生する想定でも実施しました。これまでの防災の取組で、避難の際の注意点や身を守る方法など、かなり意識の高い避難訓練が実施できました。

   

 

〇1月19日 防災講演

 3・4年生を対象に小野市消防団女性分団の鈴木先生に来ていただき、防災講演会を行いました。実際に被災地に行かれた時のボランティア活動や災害が起きた時に自分たちでできることなどについてお話しいただきました。普段の生学校生活で行ていることが、災害時に役に立つことを聴いて、自分たちの生活を振り返ることができました。