学校生活

みんなのアート展

 1月19日(水)~23日(土)に兵庫県立美術館で「第17回みんなのアート展」が開催されました。兵庫県下の県立市立の特別支援学校が参加する大きな展覧会で、毎年3000点近い作品が出品されています。

 

今回のポスターには昨年度「県知事賞」を受賞した小学部5年生の岡田琉星さんの作品が採用され、会場内のあちこちで見ることができました。

 

 今年度は中学部3年生の藤原菖さんが「兵庫県特別支援教育振興会会長賞」を受賞し、小学部5年生の小塩春馬さんが「兵庫県教育委員会賞」を受賞しました。

 

 会期の最終日は藤原菖さんが美術館で表彰状を受け取りました。ステージの上で表彰状と盾を持ってニッコリ。卒業前の思い出をまた一つ刻みました。

 

 藤原さんの作品は様々な色の粘土を小さく丸めてレイアウトした、カラフルな作品です。題名の「なないろ」は「無限に広がるグラデーション」の意味です。藤原さんの表情のように明るく、朗らかな作品です。

 

 小塩さんの作品の題名は「足跡」。かぶと虫やクワガタムシの背景には、緑色や橙色の力強いタッチが描かれ、生き物の鼓動が聞こえてくるようです。