学校生活

令和7年2月10日(月)  不審者対応訓練

 “侵入時刻、侵入経路不明”。まさに実戦さながらに、‘通常5校時’を想定した対応訓練が行われました。

 訓練が始まると、全く予期しない場所から恐らくフェンスを乗り越えたであろう人影が、グランドのフェンス沿いをふらふらと近づいて来ます。

 気が付いた職員が2人で初期対応に当たりましたが、その間にも学部棟の入り口まで詰め寄られてしまいました。異変に気付いた職員が鳴らした笛に、対応班が集まり侵入を阻止します。救護班は本部に集まり、万が一の事態に備えます。各教室では担任等の、児童生徒対応班が素早く施錠し、カーテンを閉めます。

   <対策本部>                    <初期対応>

      

 

 興奮した不審者は刃物を振り回しながら教室への侵入を試みます。職員も刺股(さすまた)講習の成果を発揮し、距離を保ちつつ不審者を壁際に追い込み、子どもがいる場所から遠ざけると、多方向から取り押さえることに成功しました。

 各班の連絡が速やかな不審者確保につながり、子どもの安全を守ることができました。

                     <不審者確保>

                     

 

 功を奏した解決策は今後の活動にも取り入れ、浮き彫りになった新たな課題は活動班の枠を超えて共有し、今後の防災体制強化に向けた研修の場で、検討を重ねていきたいと思います。