学校生活

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令和7年2月20日(木)  ハートフル弁当(中学部)

 待ちに待ったハートフル弁当の日。今日は、みんなでカレーライスを作ることにしました。

 まずは、ジャガイモと玉ねぎの皮むきです。ピーラーを使ってジャガイモの皮をむきました。玉ねぎの皮もみんなで手分けしてむきます。皮をむいたジャガイモと玉ねぎは、先生と一緒に包丁を持って一口サイズに切り分けました。“ねこのて”でしっかりと野菜を押さえ、手元に注意して一人チャレンジもしました。

     

 

  一口サイズに切ったジャガイモ、玉ねぎ、にんじんを鍋に放り込み、火にかけます。「おいしくなれ~♪おいしくなれ~♪」と愛情を込めながらゆっくりかき混ぜ、じっくり煮込みました。

 別の班は、お米を洗うところから自分たちでトライしました。ボウルに入れたお米を軽くすすぐと、ボウルの中で軽く手を回転させます。お水を捨ててシャカシャカかき混ぜるのですが、慣れない動きに苦戦してしまいました。

 苦労の甲斐あって、おいしそうなご飯が炊けました。お皿に装い、カレーの出来上がりを待ちます。

     

  出来立てアツアツのルーをライスに合わせ、いざ販売です!

 「いらっしゃいませ~!おいしいカレーライスですよ!ぜひ、どうぞ!」と自信満々の呼び声とともに、おいしいカレーの匂いが校舎内に行き渡ります。デザートのフルーチェもお忘れなく・・

 早速、校長先生をはじめ、多くの先生方の注文が舞い込んできました。

      

 

 

令和7年2月19日(水) オープンデイ ~5つ星プロジェクト~

 児童生徒と関係のある医療、福祉、療育機関等の関係者様を対象に、オープンデイを開催しました。

 互いに連携して児童生徒の指導・支援に関わるより良い体制づくりを築くことを目的に、子どもたちの

学校の様子と各機関での様子を連絡会議で共有しました。

 授業参観では、子どもたちの学校生活の様子を知って頂きました。

 連絡会議では、関係機関の方と子どもたちの様子を共有し、情報交換を行いました。

          

  協議では、本校が取り組む安全教育や危機管理について、ヒヤリハット事例から参加されている方々の

ヒヤリハットへの対応策をうかがうことができました。

          

 5者連係~5つ星プロジェクト~では、教育・家庭・医療・行政・福祉が、横のつながりを大切に、

子どもたちを中心とした支援の連携を図っていきます。

 参加していただいた関係機関の方々、本校へお越し頂きありがとうございました。

 

 

令和7年2月10日(月)  不審者対応訓練

 “侵入時刻、侵入経路不明”。まさに実戦さながらに、‘通常5校時’を想定した対応訓練が行われました。

 訓練が始まると、全く予期しない場所から恐らくフェンスを乗り越えたであろう人影が、グランドのフェンス沿いをふらふらと近づいて来ます。

 気が付いた職員が2人で初期対応に当たりましたが、その間にも学部棟の入り口まで詰め寄られてしまいました。異変に気付いた職員が鳴らした笛に、対応班が集まり侵入を阻止します。救護班は本部に集まり、万が一の事態に備えます。各教室では担任等の、児童生徒対応班が素早く施錠し、カーテンを閉めます。

   <対策本部>                    <初期対応>

      

 

 興奮した不審者は刃物を振り回しながら教室への侵入を試みます。職員も刺股(さすまた)講習の成果を発揮し、距離を保ちつつ不審者を壁際に追い込み、子どもがいる場所から遠ざけると、多方向から取り押さえることに成功しました。

 各班の連絡が速やかな不審者確保につながり、子どもの安全を守ることができました。

                     <不審者確保>

                     

 

 功を奏した解決策は今後の活動にも取り入れ、浮き彫りになった新たな課題は活動班の枠を超えて共有し、今後の防災体制強化に向けた研修の場で、検討を重ねていきたいと思います。

 

 

令和7年2月3日(月)  児童生徒会引継ぎ式

 1月22日(水)に児童生徒会役員選挙がありました。児童生徒会全員が体育館に集まり、立候補者の演説を聞いて投票しました。児童会長、副会長と生徒会長、副会長が決まると、みんな拍手で歓迎しました。後日、放送委員長や体育委員長も決まり、選出された児童生徒たちは真剣な面持ちで、自分が本部役員であることを自覚していました。

 2月3日(月)の引継ぎ式では、新生徒会長が「困っている時はお互い助け合う」ことを約束し、「みんなが互いに助け合う楽しい学校」を宣言して、新旧の児童生徒会が引継ぎ式を行いました。

 小野特別支援学校のリーダーとしての活躍を期待しています。

 

       

 

 

 

令和7年1月30日(木) 餅つき

前半は小学部、後半は中学部の2回にわけて餅つきを行いました。

会場に入ってくるとすぐに、児童は、石臼や杵に興味津々です。説明を聞いたあと、早速餅つきが始まりました。餅をつきやすいように小さい杵を用いています。

1人ずつ餅をついていく姿を、みんなは、真剣な表情で見つめていました。

                      

次は、中学部です。慣れた生徒は上手に餅をつき「ペッタン」「ペッタン」といい音を響かせていました。

できた餅は「砂糖醤油」か「きな粉」のどちらかの味を選んで、教室に持ち帰り、おいしくいただきました。児童生徒は自分でついた、できたての餅をあっという間に食べていました。「美味しい」と口々に言いながら餅を味わいました。

 

 

       

令和7年1月29日(水) エピソード記述検討会

エピソード記述とは、教師と児童生徒とのやり取りの中で、嬉しかったことや驚いたことなど、他者に知ってもらいたい心が動いたエピソードをあるがままに描き出すことです。全教師が年度前半に1つ、後半に1つ書き、児童生徒とのやり取りを詳しく振り返りました。

今回はピックアップした3つのエピソードを5人もしくは6人1組のグループに分かれて検討を行いました。グループで検討することで自分一人では気づかなかった教師と児童生徒との心のやりとり、教師と児童生徒との間の空気感などを知ることができ、とても学びの多い検討会になりました。

  

令和7年1月17日(金)午後 令和6年度学校安全推進実践報告会

災害安全授業

 小学部のクラスでは、非常食の試食を行いました。非常食(白米、ドライカレー、カンパン、パン)の食べ比べを行いました。カンパンを気に入り、ばくばく食べる児童もいました。

 中学部のクラスでは、心肺蘇生法の体験をしました。訓練人形を用いて、心肺蘇生法の練習とAEDを使う練習を行いました。実際にやってみると、発見から蘇生まで、胸骨圧迫や流れを掴む難しさを生徒は感じていました。

     

 先生の説明を熱心に、聞いています。   心肺蘇生を協力して行っています。

 

令和6年度学校安全推進実践報告会

 児童生徒下校後、本校で開催された小野市学校安全推進実践報告会に参加しました。

 小野市内小・中・特別支援学校のヒヤリハット事例の共有を行いました。情報を共有し、防止方法を考えることで事故の未然防止の大切さを再認識しました。

「安心安全な学校づくり」~学校事故対応に関する指針【改訂版】について~というテーマで大阪教育大学教授藤田大輔様より講演していただきました。

 大阪教育大学附属池田小学校事件当時の様子、再発防止策、学校での事件事故発生要因、危機管理など詳しく教えていただきました。

 今日の研修を生かして今後も安心安全な学校に向けて取り組んでいきます。

 

 

令和7年1月17日(金)防災訓練

親子で避難訓練、防災体験を行いました。

事前学習では大地震が発生した時に、揺れがおさまるまで机の下に入り頭を守ること、避難は「おはしも」(押さない)(走らない)(しゃべらない)(戻らない)を重点的に学びました。

避難訓練では、地震を想定した避難を行いました。児童生徒は、保護者と共に、静かに、落ち着いて行動することができました。阪神淡路大震災の教訓をもとに、今後も訓練を進めていきます。

次に、地域連携の一環として、小野市消防本部、小野市市民安全部防災グループ、小野市水道部の方々の協力のもと、防災体験を行いました。4つの体験活動として、給水リレー、避難所設営、防災グッズ体験、煙体験を行いました。

給水リレーでは、給水車から給水パックに水を入れ、大鍋まで運びました。児童生徒は大量の水を運搬できる給水車に驚いていました。

避難所設営では、ワンタッチパーテーションと段ボールベッドを組み立てました。ワンタッチパーテーションの中に入ると「外から見るよりも広い」と感想を言う生徒もいました。

防災グッズ体験は、物干し竿と毛布を使って応急担架を作る体験をしました。児童生徒は家にある物で人を乗せることができる担架ができることに驚いていました。

煙体験では、煙が充満して何も見えない部屋の中を、手探りで進み出口を目指しました。姿勢を低くして勇気を出して、煙の中を進みました。体験前は「怖い」と言っていた児童生徒も保護者の方と一緒に何とか出口にたどり着くことができました。

今後も、地域の方との結びつきを強め、防災について深く学んでいきます。

   

   

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 
 

 
 
 
 

 

 
 
 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

令和7年 1月8日(水)  3学期 始業式

「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」

登校第一声、明るい笑顔で子どもたちはバスを降りてきました。大人の返事を待たず、冬休みの楽しいみやげ話が続きます。おじいちゃん、おばあちゃんの所へ里帰りした話、レジャーランドへ行った話、家でのんびり過ごした話等々、新年のスタートと共に子どもたちのやる気エンジンも全開です!

 新しい電子オルガンの伴奏に合わせて元気に校歌を歌います。

 始業式では、脱皮する度に大きくなる「巳」のように、一皮も二皮もむけて『成長』し、「火の鳥」のように『再生(過去を活かして成長を繰り返す)』年になりますようにと干支と寄贈いただいた絵本に準えた話を聞きました。

 3学期もがんばるぞ!!

  

 

1月7日(火) わらべや日洋三木工場訪問

わらべや日洋株式会社様には以前絵本を寄付していただきました。今日はそのお礼として児童生徒が書いた感謝のメッセージをわらべや日洋三木工場様に届けました。担当の方は「絵本が子どもたちの役に立っていてうれしい」「メッセージを見て明るい気持ちになりました」と笑顔でおっしゃっていました。これからも絵本を大切に使わせていただきます。