学校生活

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令和7年3月13日(木) 卒業式予行

 今日は卒業式の予行でした。堂々と胸を張り、小学部、中学部それぞれの卒業生が入場します。在校生の拍手を受け、誇らしく、にこやかに照れ笑いながら赤絨毯の真ん中を歩きます。互いの視線が交差する中、その一歩一歩に大切な思い出がよみがえってきます。名前を呼ばれると、大きな返事で卒業証書を受け取りました。小野特別支援学校の大切な仲間との思い出を胸に、まっすぐと前を向き、声を合わせて校歌を歌いました。

3月18日(火)卒業式当日に向けて練習を重ね、よりよい卒業式を迎えられるようにしていきます。

    

    

 

令和7年3月4日(火) 卒業生を送る会

 小学部は「ドレミの歌」、中学部は「River flows in you」と「BELIEVE」で卒業生に感謝のきもちを届けました。

 小学部は、音階ごとにグループに分かれ、「ドはドーナツのド♪レはレモンのレ♪ミはみんなの~♪・・・・」と元気を届けます。ベルハーモニーとリズムに合わせて音階カードを示して演奏しました。たとえ卒業しても、「どんなときにも列を組んで、みんな楽しく・・・・しあわせの」小野特支のともだちでいようねと、きもちが重なり合いました。

            

 中学部の演奏する「River flows in you」は、ハンドベルとベルハーモニー、トーンチャイムの音色がやさしく重なり合い、こころの奥に流れ込んできました。傷ついた時にそばで支えてくれた仲間。泣きそうな時でも一緒に歩き続けてくれた友達。「BELIEVE」の歌声に、卒業生も在校生も未来の扉を開ける勇気をもらいました。

            

 ゲストの“千音舎”さんから、お琴で「さくらさくら」と「となりのトトロ」のプレゼントがありました。初めてお琴を見る児童生徒も、13弦の三重奏にうっとり聞きほれてしまいました。

 最後に、「お琴体験」をさせてもらい、全校生の心に残る「卒業生を送る会」になりました。

      

 

 

令和7年3月3日(月) 社会見学(ヤクルト工場)

 今日は、中学部の社会見学です。

 ヤクルト工場に到着すると、一人1本ヤクルトをいただきました。早速、ゴクゴクと美味しそうに飲みながら、大ホールでは「ヤクルトマン」のアニメを見ました。乳酸菌シロタ株マンやビフィズス菌BY株マンの活躍が、みんなの健康と成長を支えていることを知り、「もっと飲みたい!」とヤクルトが更に大好きになりました。

 また、ヤクルトは、容器を作る工場と中身を作る工場から成り立っていることも知り、製造過程を見学しました。パイプの中をものすごい勢いで容器が通り、次々と機械にセットされて行く景色に、子どもたちは、ガラス張りに額をくっつけ食い入るように見ていました。

    

 昼食は、楽しみにしていたビュッフェスタイルのランチです。

 三木ホースランドパークのレストランへ行きました。事前学習で学んだ(食べられる分だけを取る、大盛にしない)、(栄養のバランスを考える、“野菜も入れる”)の2つをみんなで確認し、「いただきます!」をしました。

        

 

  野菜とお肉をバランスよく取り分けると、お皿の盛り付け方も上手になりました。とは言っても、育ち盛りの中学生です。大盛にしない代わりに何度もお替わりをして、いろんな種類をおなか一杯食べました。

                

 

   

令和7年2月20日(木)  ハートフル弁当(中学部)

 待ちに待ったハートフル弁当の日。今日は、みんなでカレーライスを作ることにしました。

 まずは、ジャガイモと玉ねぎの皮むきです。ピーラーを使ってジャガイモの皮をむきました。玉ねぎの皮もみんなで手分けしてむきます。皮をむいたジャガイモと玉ねぎは、先生と一緒に包丁を持って一口サイズに切り分けました。“ねこのて”でしっかりと野菜を押さえ、手元に注意して一人チャレンジもしました。

     

 

  一口サイズに切ったジャガイモ、玉ねぎ、にんじんを鍋に放り込み、火にかけます。「おいしくなれ~♪おいしくなれ~♪」と愛情を込めながらゆっくりかき混ぜ、じっくり煮込みました。

 別の班は、お米を洗うところから自分たちでトライしました。ボウルに入れたお米を軽くすすぐと、ボウルの中で軽く手を回転させます。お水を捨ててシャカシャカかき混ぜるのですが、慣れない動きに苦戦してしまいました。

 苦労の甲斐あって、おいしそうなご飯が炊けました。お皿に装い、カレーの出来上がりを待ちます。

     

  出来立てアツアツのルーをライスに合わせ、いざ販売です!

 「いらっしゃいませ~!おいしいカレーライスですよ!ぜひ、どうぞ!」と自信満々の呼び声とともに、おいしいカレーの匂いが校舎内に行き渡ります。デザートのフルーチェもお忘れなく・・

 早速、校長先生をはじめ、多くの先生方の注文が舞い込んできました。

      

 

 

令和7年2月19日(水) オープンデイ ~5つ星プロジェクト~

 児童生徒と関係のある医療、福祉、療育機関等の関係者様を対象に、オープンデイを開催しました。

 互いに連携して児童生徒の指導・支援に関わるより良い体制づくりを築くことを目的に、子どもたちの

学校の様子と各機関での様子を連絡会議で共有しました。

 授業参観では、子どもたちの学校生活の様子を知って頂きました。

 連絡会議では、関係機関の方と子どもたちの様子を共有し、情報交換を行いました。

          

  協議では、本校が取り組む安全教育や危機管理について、ヒヤリハット事例から参加されている方々の

ヒヤリハットへの対応策をうかがうことができました。

          

 5者連係~5つ星プロジェクト~では、教育・家庭・医療・行政・福祉が、横のつながりを大切に、

子どもたちを中心とした支援の連携を図っていきます。

 参加していただいた関係機関の方々、本校へお越し頂きありがとうございました。

 

 

令和7年2月10日(月)  不審者対応訓練

 “侵入時刻、侵入経路不明”。まさに実戦さながらに、‘通常5校時’を想定した対応訓練が行われました。

 訓練が始まると、全く予期しない場所から恐らくフェンスを乗り越えたであろう人影が、グランドのフェンス沿いをふらふらと近づいて来ます。

 気が付いた職員が2人で初期対応に当たりましたが、その間にも学部棟の入り口まで詰め寄られてしまいました。異変に気付いた職員が鳴らした笛に、対応班が集まり侵入を阻止します。救護班は本部に集まり、万が一の事態に備えます。各教室では担任等の、児童生徒対応班が素早く施錠し、カーテンを閉めます。

   <対策本部>                    <初期対応>

      

 

 興奮した不審者は刃物を振り回しながら教室への侵入を試みます。職員も刺股(さすまた)講習の成果を発揮し、距離を保ちつつ不審者を壁際に追い込み、子どもがいる場所から遠ざけると、多方向から取り押さえることに成功しました。

 各班の連絡が速やかな不審者確保につながり、子どもの安全を守ることができました。

                     <不審者確保>

                     

 

 功を奏した解決策は今後の活動にも取り入れ、浮き彫りになった新たな課題は活動班の枠を超えて共有し、今後の防災体制強化に向けた研修の場で、検討を重ねていきたいと思います。

 

 

令和7年2月3日(月)  児童生徒会引継ぎ式

 1月22日(水)に児童生徒会役員選挙がありました。児童生徒会全員が体育館に集まり、立候補者の演説を聞いて投票しました。児童会長、副会長と生徒会長、副会長が決まると、みんな拍手で歓迎しました。後日、放送委員長や体育委員長も決まり、選出された児童生徒たちは真剣な面持ちで、自分が本部役員であることを自覚していました。

 2月3日(月)の引継ぎ式では、新生徒会長が「困っている時はお互い助け合う」ことを約束し、「みんなが互いに助け合う楽しい学校」を宣言して、新旧の児童生徒会が引継ぎ式を行いました。

 小野特別支援学校のリーダーとしての活躍を期待しています。

 

       

 

 

 

令和7年1月30日(木) 餅つき

前半は小学部、後半は中学部の2回にわけて餅つきを行いました。

会場に入ってくるとすぐに、児童は、石臼や杵に興味津々です。説明を聞いたあと、早速餅つきが始まりました。餅をつきやすいように小さい杵を用いています。

1人ずつ餅をついていく姿を、みんなは、真剣な表情で見つめていました。

                      

次は、中学部です。慣れた生徒は上手に餅をつき「ペッタン」「ペッタン」といい音を響かせていました。

できた餅は「砂糖醤油」か「きな粉」のどちらかの味を選んで、教室に持ち帰り、おいしくいただきました。児童生徒は自分でついた、できたての餅をあっという間に食べていました。「美味しい」と口々に言いながら餅を味わいました。

 

 

       

令和7年1月29日(水) エピソード記述検討会

エピソード記述とは、教師と児童生徒とのやり取りの中で、嬉しかったことや驚いたことなど、他者に知ってもらいたい心が動いたエピソードをあるがままに描き出すことです。全教師が年度前半に1つ、後半に1つ書き、児童生徒とのやり取りを詳しく振り返りました。

今回はピックアップした3つのエピソードを5人もしくは6人1組のグループに分かれて検討を行いました。グループで検討することで自分一人では気づかなかった教師と児童生徒との心のやりとり、教師と児童生徒との間の空気感などを知ることができ、とても学びの多い検討会になりました。

  

令和7年1月17日(金)午後 令和6年度学校安全推進実践報告会

災害安全授業

 小学部のクラスでは、非常食の試食を行いました。非常食(白米、ドライカレー、カンパン、パン)の食べ比べを行いました。カンパンを気に入り、ばくばく食べる児童もいました。

 中学部のクラスでは、心肺蘇生法の体験をしました。訓練人形を用いて、心肺蘇生法の練習とAEDを使う練習を行いました。実際にやってみると、発見から蘇生まで、胸骨圧迫や流れを掴む難しさを生徒は感じていました。

     

 先生の説明を熱心に、聞いています。   心肺蘇生を協力して行っています。

 

令和6年度学校安全推進実践報告会

 児童生徒下校後、本校で開催された小野市学校安全推進実践報告会に参加しました。

 小野市内小・中・特別支援学校のヒヤリハット事例の共有を行いました。情報を共有し、防止方法を考えることで事故の未然防止の大切さを再認識しました。

「安心安全な学校づくり」~学校事故対応に関する指針【改訂版】について~というテーマで大阪教育大学教授藤田大輔様より講演していただきました。

 大阪教育大学附属池田小学校事件当時の様子、再発防止策、学校での事件事故発生要因、危機管理など詳しく教えていただきました。

 今日の研修を生かして今後も安心安全な学校に向けて取り組んでいきます。

 

 

令和7年1月17日(金)防災訓練

親子で避難訓練、防災体験を行いました。

事前学習では大地震が発生した時に、揺れがおさまるまで机の下に入り頭を守ること、避難は「おはしも」(押さない)(走らない)(しゃべらない)(戻らない)を重点的に学びました。

避難訓練では、地震を想定した避難を行いました。児童生徒は、保護者と共に、静かに、落ち着いて行動することができました。阪神淡路大震災の教訓をもとに、今後も訓練を進めていきます。

次に、地域連携の一環として、小野市消防本部、小野市市民安全部防災グループ、小野市水道部の方々の協力のもと、防災体験を行いました。4つの体験活動として、給水リレー、避難所設営、防災グッズ体験、煙体験を行いました。

給水リレーでは、給水車から給水パックに水を入れ、大鍋まで運びました。児童生徒は大量の水を運搬できる給水車に驚いていました。

避難所設営では、ワンタッチパーテーションと段ボールベッドを組み立てました。ワンタッチパーテーションの中に入ると「外から見るよりも広い」と感想を言う生徒もいました。

防災グッズ体験は、物干し竿と毛布を使って応急担架を作る体験をしました。児童生徒は家にある物で人を乗せることができる担架ができることに驚いていました。

煙体験では、煙が充満して何も見えない部屋の中を、手探りで進み出口を目指しました。姿勢を低くして勇気を出して、煙の中を進みました。体験前は「怖い」と言っていた児童生徒も保護者の方と一緒に何とか出口にたどり着くことができました。

今後も、地域の方との結びつきを強め、防災について深く学んでいきます。

   

   

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 
 

 
 
 
 

 

 
 
 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

令和7年 1月8日(水)  3学期 始業式

「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!」

登校第一声、明るい笑顔で子どもたちはバスを降りてきました。大人の返事を待たず、冬休みの楽しいみやげ話が続きます。おじいちゃん、おばあちゃんの所へ里帰りした話、レジャーランドへ行った話、家でのんびり過ごした話等々、新年のスタートと共に子どもたちのやる気エンジンも全開です!

 新しい電子オルガンの伴奏に合わせて元気に校歌を歌います。

 始業式では、脱皮する度に大きくなる「巳」のように、一皮も二皮もむけて『成長』し、「火の鳥」のように『再生(過去を活かして成長を繰り返す)』年になりますようにと干支と寄贈いただいた絵本に準えた話を聞きました。

 3学期もがんばるぞ!!

  

 

1月7日(火) わらべや日洋三木工場訪問

わらべや日洋株式会社様には以前絵本を寄付していただきました。今日はそのお礼として児童生徒が書いた感謝のメッセージをわらべや日洋三木工場様に届けました。担当の方は「絵本が子どもたちの役に立っていてうれしい」「メッセージを見て明るい気持ちになりました」と笑顔でおっしゃっていました。これからも絵本を大切に使わせていただきます。

 

2学期終業式

 12月23日(月)に、2学期終業式を行いました。終業式では、図工・美術等のコンクールや小野特の丘コスモスフォトコンテストの表彰状などが授与されました。式での校歌は、寺下後援会より寄贈していただいた新しいピアノの伴奏に合わせて歌いました。また、図書担当からはわらべや日洋株式会社様より寄贈していただいた本の紹介、生活指導担当から安全な冬休みの暮らしについての話がありました。

 式の後の教室では、子ども達は2学期のことを振り返ったり、冬休みの生活や約束について話し合ったりしました。

 安全と健康に気を付け、良い年を迎えられる冬休みを過ごしてほしいと思います。3学期に元気な顔で会える日を楽しみにしています。

 

12月20日「親子で大掃除」

12月20日(金)保護者会の参加のもと、「親子で大掃除」に取り組みました。

子どもたちは、担当場所で自分の役割を果たすこと、協力して掃除し、校内を清潔に保つことができるようにつとめました。それぞれの分担場所を親子で取り組み、1年過ごした学校をきれいにするだけでなく、1年の成長を見てもらうことや、さらに家族のきずなを深める機会になりました。

12月17日 「自主研究発表会」

 12月17日(火)に小野特別支援学校で自主研究発表会を開催しました。前半は、クラスや学習グループで公開授業を行い、全体会では、「1人ひとりの実態に応じた自立活動の充実~根拠のある実態把握を通した授業づくり~」について実践発表をしました。後半は、授業ごとに分科会を開き、授業や実態把握について討議をしました。その後の全体会では、関西国際大学教授の中尾先生から指導助言・講演をしていただきました。お忙しい中、たくさんの方々に参加していただき、充実した自主研究発表会になりました。

12月6日~7日 生活キャンプへ行きました。

 1日目

バンドー青少年科学館に小中学部で行きました。プラネタリウム鑑賞の後、実験ショーや館内展示の見学に分かれて参加しました。実験ショーは磁石、ゴムのふしぎ、展示はシミュレーターやジオラマなどから体験的に科学に触れることができ、強く興味を惹かれた子もいました。

 その後、三木ホースランドパークに行き小学部4~6年生と中学部は三木ホースランドパークにて宿泊しました。おうちの人と離れて一晩過ごし、布団の準備をするなど自立して行動する経験ができました。学校生活では、なかなか味わうことができない経験ができ、今まで以上に仲良くなりました。

2日目

小学部1~3年の児童と三木ホースランドパークで合流し、「エオの森」内でクイズラリーやパーク内にあるものを写真で納めるミッションウォークを異学年交流で行いました。その後、異学年グループ対抗でレクリエーション活動を楽しみました。お兄さん、お姉さんが下の学年をリードし、1つずつミッションをクリアしていく姿がとても頼もしかったです。

2日間にわたり、小野特別支援学校の生活キャンプに携わって下さった皆様、お忙しい中、ありとうございました。おかげさまで子ども達はとても充実した表情で、無事に終えることができました。

 

12月3日 午後 クリスマス会

12月3日(火)午後、保護者会の主催でクリスマス会を行ないました。

 クリスマス会では、子どもたちが作成したクリスマスオーナメントで飾り付けたクリスマスツリーを完成させました。完成したクリスマスツリーは、中央廊下に掲示しています。その際、小中学部合同の縦割りグループでプレゼント交換も行い、お互いの中を深めました。

 また、トクセン工業のボランティアの皆様にも参加していただきました。「サンタが街にやってくる」とアニメ主題歌にもなっている「bling-bang-bang-born」の曲に合せたダンスを披露していただきました。子どもたちもダンスをはじめ、参加していただいた皆様とのコラボが完成しました。また、サンタさんからのプレゼントを代表児童生徒が受けとると「ありがとうございます!」と大きな声で感謝の気持ちを伝えられました。続いて、保護者会の方ともポケモンのダンス曲「ポケダンス」を一緒に踊り、楽しい時間を過ごしました。

 

12月3日 体力づくり発表会

12月3日(火)、これまでの体力づくりの時間での取り組みの集大成の場として、体力づくり発表会が行われました。室内の部、マラソンの部に分かれて、児童生徒それぞれが自分の目標に向かって頑張る姿を保護者の方に見てもらうことができました。

 

室内の部では、それぞれの課題の発表をクリスマスプレゼント運びの物語にのせてリレー方式で行いました。ひとりひとりの頑張りに拍手や応援の声が重なり、全員の挑戦をしっかりとつないでいきました。クリスマスツリーにプレゼントが到着したときには体育館の雰囲気が大きな達成感に包まれました。

   

 
マラソンの部では、全員が目標周回数に向かって最後まで走り抜き、力を発揮することができました。その頑張りが、ベストタイムを更新する形に結び付いた児童生徒もいました。

 
 


 

 どちらの部も、保護者の方々、友だちの応援を受け、積み重ねてきた成果を十分に発揮して完走賞をつかみ取りました。この日に至るまでの多くのご協力、また当日にはたくさんのご声援ありがとうございました。

 

 

令和6年11月29日(金) 図書及び教材の寄附 ~わらべや日洋食品会社~

 

  この度、わらべや日洋株式会社様より本校で人気の高い大型絵本を含む43冊もの絵本や図鑑等の図書の寄贈を受けました。特別支援学校における一人ひとりの障碍や特性に応じた教育の支援として、児童生徒の興味や関心のあるテーマが厳選されています。各クラスで読み聞かせ等に使用させて頂き、児童生徒の教育活動に活かしていきます。

 本当にありがとうございました。

       

 

    

 

    

 

 

 

令和6年11月22日(金) もぅ~もぅ~スクール

 んもぅ~!と鳴く声が体育館から聞こえてきました。小野特に2頭の牛(等身大のレプリカ)がやって来ました。今日は朝から「乳しぼり体験」です。体験する乳の部分は本物を模して、搾れるようなつくりになっていました。食べた牧草が牛乳になるまでの過程を、牛の体のつくりの説明と一緒に見ていきました。

 いざ乳しぼり体験をしてみると、握っただけでは全く搾れないことに驚きました。それでも、子どもたちは兵庫県酪農農業協同組合の方に丁寧に握り方のコツを教えてもらいながら、「うわっ!出たぁ~!」と何度も搾乳に挑戦していました。

 ごはんやおかずで足りない栄養を補うために、給食に欠かさず出るのが牛乳です。牛乳と言えばカルシウムと思いがちですが、タンパク質や炭水化物、脂質にミネラル等も含み、とても栄養バランスがよいので育ち盛りの子どもには欠かすことができません。

 最後に、容器に入った牛乳とクリームをフリフリ振りに振ってバターづくりも体験しました。

    

 

           

 

 

 

令和6年11月13日 中学部調理実習(クッキーづくり)

 8,9年生の修学旅行中、7年生の生徒たちは、おのとく秘伝レシピのクッキーづくりに挑戦しました。味はプレーンとチョコチップの2種類。砂糖の代わりにキビ砂糖を使うのがおいしさのヒミツです。少し溶かしたバターと小麦粉を混ぜ、粘り気が出るまでこねると、おいしいクッキーの生地が出来上がりました。ハートや花型に型抜きをしたり、スプーンで一口大に切り取って丸めたりしました。

 次の日、日頃の感謝を込めた「ありがとうカード」と一緒に、出来上がったクッキーを袋に詰める作業をしました。修学旅行から帰ってくる先生にプレゼントです。他の先生方にも「販売学習」の一環としてクッキーを販売しました。

 秘伝の味は大変人気で、「もっと作ってほしい」と言う声をたくさんもらいました。

 

      

 

       

 

 

 

 

令和6年11月11日~13日 修学旅行(東京)

11月11日(月)から13日(水)まで、中学部12名が東京へ修学旅行に行きました。東京駅、東京スカイツリー、すみだ水族館、ソラマチ(フードコート)、ヒルトン東京ベイ、東京ディズニーランド、皇居など、たくさんの場所で友達と一緒に活動をしました。初めての場所で、たくさんの人がいる環境でしたが、ニコニコした明るい表情がたくさん見られ、楽しんでいる様子が多くみられました。友達に声をかけたり、冗談を言って笑い合ったり、また、助け合う姿も多くみられ、子どもたちそれぞれの心に残る、素敵な思い出ができたのではないかと思います。

                  

 

                  

 

 

 

11月2日(土)ふれあいフェスティバル

 今年度のオペレッタでは、「ワンピース」仲間と共に~さあ、冒険に出かけよう~を上演しました。37名の児童生徒は、日頃の練習の成果を精一杯表現していました。

 オペレッタの活動を通して、児童生徒はコミュニケーション力や自己表現力を伸ばす良い機会となりました。また、友達や異学年の児童生徒たちと協力して、地域の方々とふれあうことで、豊かな心を育てることができたと思います。

 観劇をされた方から「皆、一生懸命演技をしていました。登場人物になりきっていましたね。」「ラスト全員が出てきたときは感動で涙があふれていました。」「子どもたち一人ひとり個性的な演技を見て感動しました。」など心温まる感想をいただきました。

 本年度のオペレッタは盛況に終えることが出来ました。見に来ていただいた保護者の方々、地域の方々本当にありがとうございました。

 

 

 

 

令和6年度10月18日「ハートフル弁当」

10月18日(金)は、みんなが大好きなハートフル弁当の日でした。かわいいお弁当は、色々な具材で彩られ、どれをとっても美味しそうです。唐揚げ、ハンバーグ、卵焼き。タコさんウインナーにクリームコロッケ。お母さんのお弁当は魔法のお弁当です。みんな笑顔で、ブロッコリーもほうれん草のコーン和えもペロリでした。写真を撮る間もなく、お弁当は空っぽに・・・。見た目にも楽しいキャラ弁で、ワイワイと仲よく盛り上がりました。

―――ごちそうさまでした!!

 

 

 

 

10月16日(水)オペレッタ中間発表

 10月16日(水)に本校で、近隣交流校の河合小学校の児童も参加して、オペレッタの中間発表を行いました。小学部、中学部で2幕に分かれ、11月2日(土)のふれあいフェスティバルでの上演に向けて、練習をしています。今日の中間発表で小学部、中学部お互いの演技をはじめて見ることができました。両学部ともに、みんなの頑張りが良い刺激となり、その後の練習に更に熱が入っています。ふれあいフェスティバル当日、みなさんに最高の演技を披露しますので、オペレッタ本番をご期待ください。

  

 

 

 

令和6年度 10月8日 9日 「器械体操発表会」

 10月8日(火)に小学部、9日(水)に中学部の器械体操発表会をしました。

 先日の学習参観でも、お母さん、お父さんに日頃の成果を褒めてもらい、大いに自信をつけて発表会に臨みました。平均台の途中に障害物や隙間があっても、うまくバランスを取りながら渡ったり、はしご巧技台の間に入り、足をしっかり上げて跨ぎながら進んだりしました。また、坂道マットを利用して勢いよく前転もできました。手のひらを広げ両手でしっかりと体重を支えながら頭を入れる練習をし、ラインを目印にまっすぐ回りました。

    

  中学部では、さらにレベルの高い技がたくさん出ました。

 本校では最高となる8段の跳び箱を軽々と飛び越えたり、ろくぼくの最上段まで登り片手片足だけで体を支えたり、まるでサーカスのように両手両足でしっかりとろくぼくをとらえたかと思うと、身体を水平にしてみせたりするなど、とてもレベルの高い技をたくさん発表できました。太い1本の平均台を前向きに渡っていた生徒が、2本の巧技台を後ろ向きで渡れるようになるなど、児童生徒一人ひとりが自分に挑戦し、その能力を伸ばすことができました。

    

 

10月4日「学習参観」「保護者会研修会~ヨガトレ~」

10月4日「学習参観」「保護者会研修会~ヨガトレ~」を行いました。

学習参観は、2校時、体力づくりと3校時にグループ学習を行いました。

2校時の体力づくりでは、9月末から取り組んでいる器械運動の成果を見ていただきました。張り切って、いつも以上の力を発揮する児童生徒、逆に緊張してしまう児童生徒など様々でした。

3校時のグループ学習では、各グループに分かれて生活単元学習や教科学習を行いました。

参観授業の後、yoga i.um(ヨガアイアム)代表、植田真由様を講師にお招きして保護者の方を対象にした「ヨガトレ」を行いました。腹式呼吸や身体のほぐし方の具体的な方法とその効果を、丁寧に教えていただきました。保護者の方は、「身体が軽くなった」「楽しかった」と感想を言われていました。

 

 

9月13日 「トライやる・職場実習」頑張りました

 9月9日から1週間の日程で行われた、トライやる・ウィーク(8年生)、職場実習(7・9年生)が終わりを迎えました。地域の方々のあたたかい指導のもと、心身ともに大きく成長することができた1週間でした。

 生徒たちは働く大変さを感じながらも、やり遂げた時の達成感や人から感謝された時の喜びを感じることができました。そして、この5日間を通して生徒たちが自分の将来について考え、「働く」ことへの意識が高まりました。この体験で得た学びをこれからの学校生活に活かしていきたいと思います。

 

お世話になりました事業所の皆さま、本当にありがとうございました。

 

9月9日 トライやる・職場実習始まりました

今年のトライやる・ウィーク(8年生)、職場実習(7・9年生)が、9月9日から1週間の日程で行われています。1週間生徒たちは、学校を離れて各事業所にてお世話になります。将来の就労や生活を考える場として、作業所や事業所等での体験を通じて、「働く」ことへの意識を高められることを願っています。

 

  

令和6年9月2日 緊急時対応訓練 ーバス乗車中の容体急変ー

 児童生徒の安全な学校生活のため、全職員の支援体制を再確認し、緊急時を想定した実践訓練を行いました。次に訓練映像から対応を検証し、介助員・バス運転手を含め、緊急時対応について小野市消防本部救急隊員の指導助言を受けました。

 スクールバス走行中の車内では、介助員と運転手がそれぞれの役割を分担して、応急処置、救急車要請、同乗児童生徒への声かけ、本校本部への応援要請などを行いました。停車場所では、バスに備え付けのAEDなどで心肺蘇生を試みました。本校本部では、応急班の招集を行い、現場へ向かう指示を行いました。

 

     

 

 今回の訓練は、事態が発生してから生徒の搬送が決まるまでの20分間でした。訓練の中で、常に冷静な判断や行動を磨いていく必要があると再認識しました。

 安心安全への一人ひとりの心がけと組織としての団結力を高めながら、よりよい対応策になるよう改善を続けていきたいと思います。

 

     

 

 

令和6年 8月28日 2学期始業式

 ギラギラと照り付ける真夏の太陽、じりじりと蒸し返す列島の大地。海に山にレジャーランド。涼を求めて出かけた先も、人の熱気か旅の賑わい。吹き出る汗がキラッと輝き、あふれ出る笑顔を引き立てます。まっくろに焼けた小麦色の肌と脳裏に焼き付いた楽しい思い出。久しぶりに出会う子どもたちの顔を見ると、(もっと長く、夏休みにしてやりたいな。)と思ってしまいます。

 さあ、今日から2学期。ふれあいフェスティバルや修学旅行、社会見学に、三市(三木 加西 小野)特交流会。器械運動発表会と体力づくり発表会。学期の最後には、1泊2日の宿泊学習。大きな行事が盛りだくさんです!

 2学期もみんなでいっぱい楽しみましょう♪

 

    

 

 

 

令和6年7月11日(木)「きらきら書道」~きらきら輝く  ひとりひとりの感性 ありのままに 表現しよう~

 三木市ボランティアグループの「人権書道きらきら」様にご指導いただき、書道を楽しむ会に参加しました。

「きらきら輝く ひとりひとりの感性 ありのままに 表現しよう」をテーマに、小学部、中学部の児童生徒が縦3m、横4mの障子紙に楽しく自由に表現します。大小さまざまな筆と、赤や青、黄色に緑と墨の色もさまざまです。躍動感あふれる筆づかいと豪快な表現は、世界に一つだけの芸術を生み出しました。

 小学部で一作品、中学部で一作品、みんなで一つの作品をつくり上げる楽しさを知ることができました。

 

       

 

 また、縦90cm、横60cmの障子紙では、個々の自由な表現を楽しみました。子どもたちの感性は障子紙に収まりきらない程に爆発し、墨がほとばしります。手のひらや指、足の裏などにも墨を塗り、体全体で表現します。文字通り体は墨で真っ黒になりましたが、その目は笑顔できらきらと輝いていました。

 

       

 

 

令和6年7月6日(土) 引き渡し訓練

 本校では、SPS(セーフティプロモーションスクール)認証校として様々な学校安全に関する取り組みを行っています。その一つとして、スクールバス送迎時の震度5強地震を想定した引き渡し訓練を行いました。

 オープンスクールの今日、授業参観後に保護者様や地域の方々に事前説明を行い、実際にスクールバスで帰るお子様の引き渡しに参加いただきました。

 災害発生後すぐに、バスの添乗員から状況報告があり、バスの緊急停車場所が決まります。職員はiPadを持ち、すぐさま担当現場に向かいました。iPadのビデオ通話で常に本部と連絡が取れるため、本部では時系列に各現場の流れを把握することができました。同時に、「校支援メール」にて、4台のバスの各停車場を配信し、またホームページでは停車場所の写真も掲載しました。メールを受け取った保護者の方から各バスの停車場所へ向かっていただき、引き渡しを無事行うことができました。より良い学校安全を目指し、今後も改善を重ねていきたいと思います。

 今回の訓練に参加いただきました保護者の方々、協力していただきました近隣校、地域の方々、本当にありがとうございました。

 

  

 

 

 

 

令和6年7月3日 七夕集会(小学部)

 小学部で、七夕集会を開きました。教室や中央廊下の笹の葉に短冊や七夕飾りをつけて、準備万端です。

 最初に、デジタル絵本で「七夕さま」を鑑賞しました。織姫様と彦星様の物語を見ているうちに、雨天続きの空も次第に明るくなり始めました。

 次に、自立活動室で「しっぽ取り」をしました。今日、子どもたちが付けるしっぽは、「流れ星」です。「たくさん集めたら、願いが叶うかも!」とやる気満々で走り回ります。集めた流れ星は、自立活動室中央にある天の川(部屋の両側の柱に結んだナイロンテープ)に飾り付けました。

 最後に、全員で虹色のバルーンを持ち、一緒に仲良くダンスをしました。

 

    

6月28日「火災訓練」

校内で火災が発生した場合に備えて、火災の早期発見、伝達、児童生徒の安全な避難誘導、消火活動等を訓練しました。児童生徒は校内放送をよく聞いて素早く体育館に避難することができました。「お」「は」「し」「も」(おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない)を意識した行動ができました。最後に訓練の様子を見ていただいた小野市消防本部の方からお話を聞きました。

 

6月26日「避難所設営訓練」

 小野市立ひまわり園の方と合同で訓練を行いました。まず、中学部が簡易テント・ベッドの設営をしました。1月に保護者の方と設営したことがあるので、簡易テント・ベッドを早く完成させることができました。設営完了後は、テントとベッドを使う体験をしました。

 その後、小学部と交代して、テントとベッドを使う体験をしました。

     

6月21日「緊急捜索訓練」

児童生徒が行方不明になった際の捜索について、本番を想定して訓練しました。本部設置、校内放送、在校児童生徒への対応、徒歩での捜索、車での捜索等、初期対応から発見、保護まで全職員が役割を果たして捜索しました。捜索訓練を終えて、感想や改善点を全職員で出し合い、最後に訓練を見ていただいた小野市役所市民安全部の方に助言をいただきました。全職員でこれからの対応にいかしていきます。

 

6月20日「5年ぶりの本格的な調理、販売実習 カレーを作ろう!」

カレーライスを作り、先生方に販売するという本格的な調理、販売実習を5年ぶりに行いました。じゃがいもはピーラーを使って皮を剥き、包丁で切りました。玉ねぎも皮を剥いてから包丁で切りました。涙対策を自分で考えて、ゴーグルを付けてくる生徒、玉ねぎを触ったことを忘れて目を触ってしまった生徒がいました。米を研ぐ際「恐竜の手で」と伝えると一生懸命米を研ぐ姿が印象的でした。一人ひとりが役割を果たすことができました。中学部の生徒と先生でおいしく頂きました。

    

6月17日(月)「プール開き」

待ちに待ったプールが始まりました。はじめは、水の冷たさに驚いていましたが、次第に慣れて、水中で気持ちよく身体を動かしていました。小学部は前半、中学部は後半にプールの時間を設定しています。児童生徒の笑顔があふれるプール開きとなりました。

  

 

6月13日 「緊急時対応訓練ー水難対応ー」

小野市消防本部の方を招いて、水難救助訓練を実施しました。

水泳授業中に生徒がおぼれたという設定で行いました。救出、心肺蘇生の実施、救急車要請、経過記録、他の生徒への対応、保護者への電話等、実際の事故を想定して訓練を行いました。

その後、動画で訓練の様子を振り返り、小野市消防本部の方から助言をいただきました。

児童生徒が安心して水泳学習に取り組めるように、職員も日々精進していきます。

 

       

6月10日 「不審者対応訓練」

不審者対応訓練を行いました。警察と市の青少年センターの方に来ていただきました。教職員は不審者への対応や校内放送、教室の安全管理、救護などを行いました。児童生徒は放送で校内に不審者が侵入したことを知ると、担任の指示に従って教室で待機しました。4月当初に行った訓練の成果もあり、速やかに不審者の動きを封じることができました。不審者確保後は、体育館で警察の方と青少年センターの方から改善点を聞き、訓練の振り返りをしました。

  

令和6年5月22日 近隣校交流(表現運動観覧)

今年度初めての近隣校(河合中学校)交流に行きました。対面式で各校の児童生徒会長からあいさつを交わした後、河合小学校・中学校の児童生徒が運動会で発表する表現運動の演技を観覧しました。知っている音楽を口ずさんだり、迫力ある動きに思わず体が動いたりする子もおり、楽しい時間を過ごすことがました。

 

令和6年5月18日 運動会

 天気にも恵まれ快晴の空のもと、小野市立小野特別支援学校の運動会を5月18日(土)に開催しました。

「駆け抜けろ!今日の主役は私たちだ!!」をスローガンに、小野特の児童生徒は、精一杯、運動会に取り組みました。

 練習からの日々、毎日訪れる「今日」という日のなかで創作ダンスや競争競技などたくさん練習をしてきました。児童生徒にとって、多くの学びのあった運動会でした。友だちとの絆を深め、成果を発揮する大変素晴らしい機会となりました。ひとりひとりが多くの喜びを実感できたのではないかと思います。 

 今年度は、かつての盛り上がりを取り戻すように保護者の皆様をはじめ、地域の小中学校から多くの交流児童生徒が参加し、素晴らしい声援で運動会を盛り上げてくれました。また、来賓のみなさま、保護者のみなさま、最後まで応援ありがとうございました。

 

 

令和6年5月16日 運動会予行

 いよいよ今週末に迫ってきた運動会。本日は予行を行いました。当日は気温上昇が懸念されるため、予行でも休憩時間をしっかり取り入れて実施しました。自分たちの演技はもちろん、仲間を応援する姿にも熱を帯びてきました。保護者の皆様には、当日の演技を見ていただくことに加え、後方でも懸命に躍動する姿が見ていただけるよう児童生徒ひとりひとり頑張ります。